バイク用ヘルメットの安全を考える

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バイク用ヘルメットの安全を考える

2017年11月30日

ヘルメットは必須アイテム

オートバイに乗る時に必ず必要なアイテムはヘルメットだ。

プロテクターやグローブは無くても違反にならないが、ノーヘルは交通違反になる。

なぜ必ず必要かというと「安全」のためだ。

ヘルメットは事故にあった時に命を守ってくれるとても重要なアイテムだ。

アライ・ショウエイ

日本にはアライ、ショウエイという世界トップレベルのヘルメットメーカーが2社もある。

どちらも魅力的なヘルメットを数多くラインアップしているので、選ぶのも楽しい悩みだ。

ヘルメットの寿命

ヘルメットの寿命は3年だ。

3年を経過すると、ヘルメットを形成する樹脂などが経年変化を起こしているため、新品時と同じ性能を発揮できない恐れがある。

確かに、真夏の太陽に当たり、紫外線を常に照射され、時には雨にも降られ、冬は寒くて固くなる。

これを3年間も繰り返していればヘルメットが劣化しても当然だろう。

ヘルメットはファションアイテムでもあるが、安全のためのアイテムだと認識したい。

ショウエイの公式サイトでも3年以内の交換を勧めている。

PSCマーク

国が定めた安全基準をクリアした製品であり、この表示なしでは販売できない。

日本国内で販売するヘルメットにはすべてPSCマークが貼られている。

SGマーク

SGマークは、一般財団法人製品安全協会が定める基準に合格した証明になっている。

この2つのマークがある日本正規品ヘルメットなら安全規格をクリアしている。

DOT規格はグレーゾーン

アメリカ製のヘルメットをネットで購入するとSGマークなどは付いていない。

代わりにDOT規格のシールが貼ってある。

厳密に言えば国内で販売してはいけない製品になるが、アメリカの規格をクリアしているのだから、それなりの強度はあるはずだ。

あまりオススメできないが、あくまでも個人の責任で選択しよう。

ちなみに私は絶対に購入しない主義だ。

古いBELLのヘルメット

古いBELLのヘルメットなどが高価なプレミアム価格で販売されている。

雑誌などにも掲載されているが、これは安全性能としてはまったく信用できない。

21世紀のヘルメットでさえ3年で経年劣化するのに、60〜70年代の樹脂が大切な頭部を保護できるはずがない。

万が一の時に死亡または重度の障害という事と、単なるファッション。

この2つをじっくり検討し、使用するなら家族と相談してから購入する覚悟を持って欲しい。

家族よりファッションを優先するなら、家族にもそれなりの覚悟が必要だからね。

今日のまとめ

ヘルメットは命を守るアイテムである。

命はお金では買えない。

せかっくの楽しいバイクライフ。

安全にもたっぷりとお金をかけてもいいはずだ。

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