クルマ選び
クルマを選ぶ時に何を基準にしているだろうか?
燃費、性能、メーカー、デザイン、
人それぞれ基準があるはずだ。
今日はイタリア車を選ぶ理由を真剣に考えてみよう。
イタリア車とは
アルファ・ロメオやフィアットは一般庶民でも手が届くイタリア車である。
フェラーリやマセラティになると
軽く1,000万円を超えるので普通の人はなかなかオーナーになれない。
デザインは常人の考えを遥かに超える素晴らしさであり、
誰もがカッコイイと認める自動車だ。
私のスパイダー
かつてアルファ・スパイダーに6年ぐらい乗っていたことがある。
ずっと憧れていたスパイダーが手に入った喜びは今でも忘れられない。
とてもよく壊れた記憶がある。
まずは燃料ハッチのワイヤーが切れた。
ガソリンスタンドで燃料ハッチを開けようとして
ハンドル下のオープナーを引っ張った瞬間に
「バツン」と音がしてスカスカになった。
ガソリンハッチが開かないのでガソリンを入れられない。
しかたなくガレージに戻り、
トランク内部から燃料ハッチを開けてみることにした。
ドア横のトランクオープナーを引っ張る。
「バツン」今度はトランクワイヤーが切れた。
イタリア車を購入した時に覚悟していたが、
まさかここまで壊れるとは思っていなかった。
今まで国産車、ドイツ車と乗り継いできたが、
ワイヤー類が切れることは一度もなかった。
この後、
運転席後ろの内張りを外して
2つのワイヤーアクセスできた。
燃料ハッチを開けたままガソリンスタンドまで行き給油。
自分でワイヤーを買いに行き、
自分で交換したのも今となっては楽しい思い出だ。
さて思い出話が長くなってしまったが、本題に入ろう。
なぜイタリア車に乗るのか
なぜそうまでしてイタリア車に乗るのか?
不便で壊れると分かっているのになぜ乗るのか?
それはカッコイイからである。
クルマ自体もカッコイイが、
そのクルマがある人生はバラ色に輝いている。
生きていく上でまったく必要ないが、
それがあるだけで人生が華やかになるのだ。
まるで音楽や花束があるように
活き活きとした夢のようなライフスタイルが待っている。
不便が楽しい
もちろん不便なのは分かっている。
それはアウトドアキャンプが不便なのと同じだ。
自宅に居れば安全で快適だが、いつも同じ日常の繰り返し。
キャンプには冒険とワクワクがあり、
非日常の魅力がある。
イタリア車も同じように非日常の毎日を与えてくれる。
今日のまとめ
便利な国産車にはない非日常の毎日。
友人のアルファ・ミトも高速道路でエンジンが燃えた。
情熱的なイタリアンライフをもう一度やってみたい気もする。