ヤマハXSR700のレトロな魅力を解説

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ヤマハXSR700のレトロな魅力を解説

2017年12月18日

ヤマハXSR700

2017年11月6日、ヤマハ発動機からXSR700が発売された。レトロなスタイリングにライトウェイトなボディ。私の趣味にズバッと入り込む久々のバイクだ。今日はそんなXSR700について書いてみたい。

開発コンセプト

「アーバン・カジュアル・レトロ・スター」というのがXSR700のコンセプトだ。オーセンティック、つまり昔風の外観を持ち、街中でもカジュアルに楽しめる。そんなイメージのバイクだ。

スタイリング

ヤマハの言葉をそのまま引用すると「ホリゾンタルスタイル」のボディラインとなっている。細くて長い燃料タンク、低めのシート、そのままリアフェンダーへ流れるライン。昔のヤマハレーサーのような細くて美しいラインに一目惚れしてしまった。

カラーリング

日本仕様はマットグレーメタリックとダルレッドメタリックの2色が用意される。このうちのマットグレーメタリックが何とも言えないレトロ感を持っている。

タンクのサイドカバーやフロントフェンダーステーもアルミ製となっているため、メーカーから出荷されたそのままでもカスタムされたようなガレージビルド感がある。

動力性能

基本的にはMT-07の水冷・4ストローク・パラレルツインエンジンが搭載される。688ccの排気量は街でも高速でも十分な性能を発揮する。MT-07はストリートでの使用をコンセプトに作られたバイクなので、キビキビとした走りに定評がある。バイクのジムカーナでもMT-07は常連バイクだ。

ライトウェイト

そしてXSR700の魅力はそのライトウェイトにある。車両重量186kgとかなり軽量を実現している。参考までにホンダCB400SFは199kgとなっている。

電子制御なしの潔さ

XSR700にはスロットル・バイ・ワイヤ、モードセレクタ、トラクション・コントロールなどの電子制御は装備されない。それがいい。あれこれと装備した近代的なバイクもいいけど、オートバイはもっとシンプルで身近な乗り物だったはずだ。電子制御で速いのは簡単だけど味気ない。

名車SRX600を思い出す

80年代ヤマハの名車に単気筒スポーツのSRX600があった。ネーミングも似ているのは意図的なものだろうか。

スリムなボディにピックアップの良いエンジン。丸目ヘッドライトからテールまで流れるようなライン。シルバーのサイドカバーとショートマフラー。同じような魅力をXSR700に感じてしまう。

YouTube動画

今日のまとめ

このデザインのバイクがいま新車で買える。性能抜群で壊れない。メーカー純正のカスタムバイク。うん、素直に欲しいバイクです。

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