前回、スマホホルダーを装着した結果、
スマホのナビ機能を頻繁に使うようになった。
ここで次の問題が発生する。
ナビ機能を使うと電池の消耗が激しいのだ。
やはり出先でスマホをUSB充電できるようにしたい。
今後ETCやフォグライトなどを装着する構想もあるので、
純正オプションのサブハーネスリレーを付ける事にした。
ヤマハ ワイズギア モーターサイクル用電源 サブハーネスキット
ヤマハの純正オプションであり、汎用性のある部品だ。
電装部品はまったく経験がないので、ショップでの装着を考えていた。
でも、ネットで見るとみんなあれこれ工夫して装着している。
よし!まずは自分でやってみよう!
ダメだったらショップに持ち込めばいいや。
と軽い気持ちでポチッと購入した。
Amazonで3024円(税・送料込)
さすがAmazon翌日すぐ到着した。
さて装着方法だが、ネット上の情報を自分なりに整理してみた。
1.カバーを外す
2.サブハーネスキット装着
3.カバーを戻す
この3部で作業が完成する。
USBなどの電装品はまた次回装着するとして、まずはサブハーネスをキチンと取付よう。
1.カバーを外す
シート 8mmボルト
右サイドカバー 5mmヘックス
右工具入れ側の黒いカバー クイックスナップ
右タンクシュラウド 4mmヘックスx2
左サイドカバー 5mmヘックス
左書類入れ側の黒いカバー プラスドライバー
左タンクシュラウド 4mmヘックスx2
左サイドカバーと黒いカバーは外さなくても作業できるが、一度中を見たかったので素っ裸にしてみよう。
それと配線の取り回しを考える時にもすべて見えた方がイメージが湧くな。
これできれいさっぱり裸のセローになった。
2.サブハーネスキット装着
- まずバッテリーのバンドを外してゆるめる。
- 次にECUユニットを手前に引っ張り出す。
- このECUユニットはプラスチックのヘラ状のベース部分にゴムのロの字状のバンドで刺さっている。グニグニと上下に揺さぶりながら手前に引き出す。
- 同じくその後のフラッシャーリレーも手前に引き出す。
- フラッシャーリレーにを外してサブハーネスキットを割り込ませる。
- フラッシャーリレーを元に戻し、ECUユニットも元に戻す。
- 割り込ませた部分が大きくなるのでうまく配線を回して工夫。
- バッテリーにサブハーネスキットのプラスとマイナスを接続。
- やたらと長いケーブルをとぐろのようにうまくまとめる。
これで装着は完了だ。
電装品用のカプラは3個あり、それぞれ長さが違う。
短:バッテリーあたりまで
中:工具入まで
長:ヘッドライトまで
短ケーブルはバッテリーのゴムバンドでおさえた。
中ケーブルと長ケーブルはメインフレームにタイラップでまとめてから、工具入れのゴムバンドでおさえる。
ケーブルも長くて収納に苦労するが、リレーとヒューズボックスの収納にも工夫が必要だ。
写真のようにうまく収めたが、取扱説明書によると横向きなどに設置すると中に雨水が溜まるので上下を正しく設置してくださいとあった。
とりあえず仮止めとして、電装品装着時に再検討してみる。
まずはこの時点で各装置の始動点検だ。
エンジン始動 問題なし
割り込ませたフラッシャー 問題なし
ハザード 問題なし
OKうまく装着できたようだ。
3.カバーを戻す
普通なら外した手順の逆ですんなりとカバーを付けられるのだが、
今回はそうもいかない。
ケーブルやリレーで中身が膨れているからだ。
何度が取り回しを工夫してカバーに収めてからネジを締めていく。
ふぅーやっとできた。
自分で装着できた喜びと達成感はとても気持ちが良い。
うん。楽しいね。
細くてキレイなボディのセロー250。
ますます愛着が湧いてきた。